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  • 2026.07.18
    【IPPO許認可までの歩み】賃貸物件編

    会社を設立して、いざ生活介護事業の許認可を受けようと考えました。調べると、「〇月に許認可を得て、開所するまでには、4か月前からの事前相談が必要」との事でした。渡部は令和8年4月から開所したいと考えていた事もあり、令和7年12月15日までには、事前相談を受けなければいけない事となります。

    それまでにする事で、大事な事は、「事前相談前に、どの場所で、なんの事業をするか」をしっかりと決めなければなりませんでした。「なんの事業をするか」は【生活介護】と決めていましたので、全く悩みませんでした。問題は「どの場所でするか」だったんです。漠然と「福岡市西区でしたいなぁ」とは考えていましたが、西区はとても広く、場所の選定に悩みました。

    生活介護をする上では、「広い場所」「日中活動が出来る場所」「入浴支援が出来る場所」「散歩に行きやすい場所」が望ましいと考えていました。重度の方を対象とした場合、大きな声が出たり、走ったりする事も想定されます。車いすの方の対応を考えた時に、入浴設備では浴槽の広さ等も考えなければなりません。様々な配慮をしながら「賃貸物件」を探していきます。

    ただ…この「賃貸物件探し」がとても難航しました。まず、第一に「事業所として賃貸出来る」物件が限られています。とてもいい場所であっても、「事業所としては貸せない」と断られるケースが多くあります。実際、渡部も探している中で、何か所かはお断りを受けました。更に、合同会社ならではの制約もありました。実は、社会福祉法人やNPO法人では問題があまりない「市街化調整区域」での事業所開所が困難なのです。合同会社は、「営利法人」です。儲ける事が優先される法人であり、その事で法律的には、開発の許可が必要であり、その地域の方が利用する事も求められました。これは、いいなぁと思って、実際に賃貸をしようと動いていた時の話ですが、建物が広すぎて、都市計画法に引っかかった物件がありました。何度も福岡市役所に通わせて頂き、勉強を重ねた結果、その希望していた物件では開所が出来ない事が判明致しました(大家とは、相思相愛だったもので、かなり凹みました)

    悩んでいた時に、ネットで現在の物件を見つけました。本当に藁にも縋る想いで、不動産屋に連絡した事を覚えています。担当して下さった方が大変優しい方で、根気強く交渉をして下さり、無事契約を結ぶ事が出来ました。

    現在のIPPOは、庭が広く、道路まで距離があり、裏には九大があり、10分で今津運動公園に行けて、お風呂があります。とても理想的な場所と建物で事業を行う事が出来ています。

    開所まで、福岡市役所の職員の方々、不動産屋の方々、相思相愛だった建物の大家さん、そして、現在IPPOを貸してくださっている大家さんに感謝をしながら毎日を過ごせています。

    では、次回は、【IPPO許認可までの歩み】銀行口座開設編です。

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